(1913年1月30日-2002年6月30日)
日本統治期の台湾.高雄で生まれ、高雄第一小学校、高雄 中学、台北高校を経て、台北帝大文政学部に入学。37年に卒業し、台南第二高 等女学校の教員となり、41年に台北第一高等女学校に転任。
47年に日本に引き揚げ、本籍地で あった徳島県に移住する。
邱にとっては、台北高校の先輩で、台北高校時代、台湾での同人誌「文芸台湾」仲間の一人。
2・28事件の時、邱は新垣の部屋で、不安な夜を過ごす。
戦後、邱は1957年(昭和32年)新垣を訪ね、阿波踊り見物を兼ね、徳島市に新垣を訪ねる。
(出典:邱永漢著『耳をとらなかった話』。『わが青春の台湾 わが青春の香港』
和泉司著「在台2世の描く『台湾』と『台湾人』 新垣宏一『城門』を中心に」)。